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1.吉武委員長あいさつ
みなさん、こんにちは。本日は、平成13年高等学校食品技能検定委員会全国会議に多数のご出席、ありがとうございます。 |
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2.赤津顧問あいさつ
みなさん、こんにちは。何度もお会いする先生方もいらっしゃいますが、見渡したところ初対面ではないかという先生方もおいでのようでございます。新しい先生方の出席により、さらにこういう場が広がり充実していく上でも、非常にうれしく思っております。 |
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3.事務局より日程説明 | ||||||||||||||||||||||||||||
4.研究協議 | ||||||||||||||||||||||||||||
1小樽水産
第3類は、検定試験が7月にあるので、「食品衛生」、「食品流通」に関しては、授業の進度が解説書の内容に追いつかず、たいへん苦労しています。このあたりを考慮に入れて、各科目ごとに必修問題と選択問題を作成していただくか、範囲の検討をいていただければ、進度に関しての対応ができると思います。 (検定委員の回答)
科目ごとに必修科目と選択科目を作成してはという意見ですが、現時点でそのような動きはありません。しかし、平成15年度の新課程対応の内容変更作業時に、話が出るのではという印象はあります。 また、受検資格については、水産食品系学科に在籍する者に限らず、一般受検も可能です。以前、鳥取の境水産から、平成15年度より工業や商業高校等と統合するが、水産系以外の学科の生徒でも受検できるかという質問に対し、制限なく受検できると答えました。 (赤津顧問)
文部省関係については、当初は、文部省指導のもと、認定・後援を得る方向に進んでいました。しかし、校長協会を法人化するためには、2,000万円という資金がなければ、法人や検定の継続性が保障されず、簡単に進めることはできないという経緯があります。現在、政府は法人を切り離そうという動きがあり、各省庁でも検定の認定・後援の数を減らす方向にあります。方針もいろいろあり、受検者が少ないものは認定取り消し、逆に定着して一本立ちできるものは認定を外して行こうということで、新たにお願いしても受け入れてくれない状況です。 |
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2八戸水産(資料提出のみ)
解説書は、生徒にには理解しづらいようです。ポイントは、太字・アンダーラインで表すなど、もう少し工夫して欲しいと思います。 (検定委員の回答)
フロッピー原稿なので、できなくはないです。先にやっておくのも一つの手ですが、個人的には生徒にやらせる部分だと考えます。要望が多ければ、検討はします。 |
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3宮古水産
難易度は適当ですが、もう少し出題数を増やしたらと思います。一つつまずくと、合格ラインギリギリか否かという生徒がでてきやすいからです。現に、あと1問か、2問で合格という生徒も結構います。そこで、特に第3類ですが、不合格者のために8月下旬から9月上旬に2回目の検定を実施して欲しいと考えています。もちろん、頑張ったものの残念ながら不合格になった生徒のためにです。もう一度、チャンスを与えて履歴書に書けるように実施して欲しいです。 (検定委員の回答)
他の検定では、年2回実施というものはあります。履歴書に書けるよう、第3類の検定を8月下旬から9月上旬に再度ということですが、要望が多ければ、検討はしなければいけないでしょうが、現実的に難しいと思います。 |
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4加茂水産
現在、2年生が第1類を受検しています。3年生に第2類を受検させたいのですが、2月受検は教育課程上、日程的に余裕がありません。7月に第2類の検定を実施していただければ助かります。 (検定委員の回答)
第2類を7月に実施してほしいという要望は、以前からあり、今後の検討課題です。 |
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5いわき海星(資料提出のみ) |
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6茨城海洋
食品製造は、本校食品科の核となる科目として位置づけており、1年で2単位、2、3年で3単位履修しています。進度がゆっくりということもあり、第2類の主要な試験範囲である練り製品などの対策がかなり厳しい状況です。 (検定委員の回答)
第2類の検定範囲については、以前から検討課題として出ています。平成15年度の新課程対応の内容変更時まで、現行どおり行きたいと思います。各学校によって進度が違う点は、工夫していただくほかないというのが、現状です。 |
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7銚子水産
特にありませんが、意欲にかける生徒への対応に苦慮しています。 |
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8勝浦
現在、危険物取扱者とガス・アーク溶接、そしてこの食品技能の3つを検定の柱にしています。本検定は、国家試験の様式に準じた形で定着していると思います。解説書は、模擬問題のところに、解説ページが書かれてあるので、自学自習もしやすくなっていると思います。 |
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9焼津水産
学科改変により、1年生は「水産製造科」から「食品科」になり、女子生徒が大幅に増えました。本検定は希望受検ですが、合格率はそれほど高くありません。いい意味で意義あるものにするため、厳正に実施しています。 |
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10三崎水産
実技試験の際、白衣を着用させる等の取り組み姿勢を厳正にしたらいかがでしょうか。また、衛生を2、3年時に履修しており、第3類を受検するために補講などで補い検定に臨んでいるので、7月実施は日程的に無理があります。 (検定委員の回答)
日程の件は、昨年も出されていましたが、全体の40数校のことを考えると容易には変えられないので、工夫してやってもらいたいと思います。第3類については、徐々に共通理解ができてきました。就職に関連しているからこそ7月に行うので、進路が決定すればなかなか受検はしないと思います。 |
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11三谷水産
第3類の検定が実施される7月は、定期考査もあり、生徒にとってはかなり負担でたいへんのようですが、希望者のみの受検で向学心に燃えているので、合格率は高いと思います。 |
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12富山海洋(資料提出のみ) |
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13有磯
本校では検定対応の授業により、合格率は80〜90%ですが、そのうち30〜40%はカンで書いているという者もいます。そこで、筆記試験は択一問題に加えて、記述や論述試験などを実施したらと考えます。 (検定委員の回答)
大辞典等からの引用は、著作権が絡む問題で難しいところです。不鮮明なものは、検討課題とします。また、点描などの資料提供をお願いします。 |
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14境水産(資料提出のみ) | ||||||||||||||||||||||||||||
15香住
今年度が初受検で、第3類を試験的に実施しました。筆記試験については、優秀な生徒を指名して受検させたこともあり、20分で終了しましたが、択一だけでなく記述問題も取り入れた方がよいのではと思いました。また、実技試験は時間がかかりすぎるので一種類が妥当ではないでしょうか。 (検定委員の回答)
実技試験は、時期は問いませんので、通常の授業で実施されてもかまいません。要は、できるかできないかの問題です。 |
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16浜田水産
第3類の筆記試験では、「食品衛生」と「食品流通」が選択問題になっていますが、両分野とも評価した方がよいと思うので、必修にしたらどうでしょうか。 (検定委員の回答)
選択問題については、「食品流通」を履修しない学校もあり、必修にはできません。 |
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17宇和島水産
第3類は、水産食品科生徒全員受検のため、授業で検定の勉強をしていますが、短期間のため筆記問題中心になり、特に衛生分野はなかなか実技まで手がまわらないのが現状です。 |
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18福岡水産
事務局として、たいへんご迷惑をかけております。 |
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19長崎水産
検定試験は、問題自体が練習問題とほぼ同じなので、「考える」、「想像する」といったことがなく、ただの「暗記」となっています。記述問題や練習問題にない問題の出題も検討してはいかがでしょうか。 |
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20大分海洋科学
解説書は、授業の副教材として利用できるように、第1、2類は2学期初めに、第3類は1学期初めに発送していただけたらと思います。 |
【事務局より】上記のようにテープおこしにより、議事録をまとめました。しかし、レコーダ不良のため、聞き取りにくい箇所もあり、発表内容と若干違いがあると思います。ご了承ください。